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執筆者の写真Shoe Shine WORKS

靴磨き道具のこだわり


本日は三越牛久店の出店最終日です。

連日ご来場していただいた皆さま、誠にありがとうございました♪




3日間出店しましたが、寒暖の差が激しく、初日はタートルネックにスーツ、3日目はYシャツ1枚で過ごせる気候でした。



さて、本日はShoe Shine WORKSがスタッフ自ら愛用する靴磨き道具を少しご紹介します。




まずは靴ブラシ。

#イシカワブラシ さんにて製作を依頼しております。このブラシでしか成し得ない技があるのと、非常に高い汎用性があります。このブラシに勝る物はいまだ出会ったことかありません。


このブラシの特徴は「柔らかいのにコシがある」です。それがヤギ毛ブラシとの違いです。

ヤギ毛は柔らかいですがコシがありません。


単純に靴クリームを塗布した後のブラッシングで見える艶の出方も違いますし、何よりプロ向けのニーズも満たした作りになっています。


つま先を鏡面磨きで光らせるのがお好きな方も多いかと思いますが、このブラシは鏡面の上からブラシをかけても、表面が擦れたり傷つくことなく最高の艶を引き出すことができます。


よく鏡面磨きで仕上げたつま先はそのままヤギ毛で、なんていう工程を目にする方もいるかと思いますが、このブラシはつま先だけでなく、全体にブラッシングするのもオーケーです。全体の艶が復活します。


また擦れ傷を補修したり補色したりという作業はなかなか個人では難しいと思いますが、とりわけ靴磨きを生業にされているプロの方はお客様から時折ご依頼を受けることもあるかと思います。


補色や補修を施した革の表面はかなり繊細で、ブラシの選定はかなり重要です。

しかし、このブラシは難しいことを考えず、力加減も悩まずブラッシングしていただいてオーケーです。



そして靴クリーム。

石油系の成分を極力排し、天然成分のみ作られた拘りが強すぎるプロダクトです。

何が尖っているか。それは晴れの日専用にフォーカスを当てた点です。オーガニックな成分がたっぷり入っているので、革肌への浸透度がまるで違います。


しかし自然由来な配合なゆえに雨や水に流されやすいということが、強いて挙げるデミリットとなります。無農薬野菜が虫食いにあいやすいように、自然由来の物は耐久性や防腐性の観点でかなり繊細かつ商品化には向きません。


しかし、Shoe Shine WORKSはあえてその難路を選びました。


まずお客様から靴をお預かりする際に「雨の日にも履く靴かどうか」の見極めに細心の注意を払います。


「雨の日にはなるべく履かない」というお客様には、自信を持ってShoe Shine WORKSオリジナルの靴クリームをお勧めしまた使用します。


「雨の日にも構わず着用する」というお客様には耐水性のあるケミカル剤を少量含めた他社製クリームを使用します。


お客様により、靴の使用に関する考え方や履き方は十人十色です。

こちらから「その履き方はやめましょう」などと厚かましいことは言いません。


それぞれのライフスタイルに合った靴クリームの選び方や提案が大事だと考えています。



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